コーヒーと健康

ご存知ですか?コーヒーには身体にいい成分が含まれている、という事。

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コーヒーと健康

「コーヒーは身体に悪い」
そんな風に思っていませんか。

実はコーヒーは最初は薬として飲まれていました。
人間にとって、多くの有益な成分が含まれているからです。
でも、どんな薬でも多く摂取しすぎれば毒になります。
また、コーヒーが身体にいいからといって
多量の砂糖やミルク・牛乳と一緒に何杯も飲んだら当然太ります。

今回は、コーヒーのルーツと、コーヒーに含まれる
健康維持によい成分について、お伝えします。

人類とコーヒーの出会いは?

コーヒーの実

エチオピア起源説

コーヒーはサクランボみたいな実をつける、アカネ科の常緑樹です。
種子の部分がコーヒー豆と呼ばれています。
人類がコーヒーを最初に飲み物として飲み始めたのは西暦800年代です。

9世紀のエチオピアに、カルディというヤギ飼いの少年が居ました。
彼はヤギが興奮して飛び回る姿を見て、不思議に思い原因を探しました。
すると、ヤギが山に生えている木の赤い実を食べていることが分かりました。
ヤギが興奮する原因が、その赤い実に原因があると知ったカルディは
修道院の僧侶に相談します。
そして、僧侶とカルディは一緒に赤い実を食べてみました。
すると、みるみる元気になったのです。
そこで他の僧侶にも勧めました。
実の種を炒って煎じて飲むようになりました。
長い礼拝や祈祷の時に集中できるようになり、睡魔を撃退することが出来るようになりました。

アラビア説

エチオピア起源説の他に、アラビア・オマールでコーヒーの飲用が始まったという説もあります。

13世紀頃のアラビアにシェークオマールという医者がいました。
美しい、領主の娘が病に悩まされていたところを助けたオマールは
誤解を受けて領主の逆鱗に触れてしまいます。
彼はとうとうイエメンを追放され、放浪するはめになってしまったのです。
食べ物がなく、飢えに苦しんでいたオマールは、山の中で小鳥が赤い実を食べているのを見つけます。

オマールは思い切って、その赤い実を食べてみました。
すると、ビックリするほど元気になったのです。

オマールは、自分の患者に赤い実を煎じて飲ませてみると
みんな元気になり、病気が治ってしまったのです。

この発見と業績で、オマールは故郷に帰ることができ
のちに聖人として讃えられました。

参考文献:
ファウスト・ナイロニ
「眠りを知らない修道院」
伊藤博著 コーヒー博物誌 
アブダル・カディ「コーヒー由来書」

カフェインについて

カフェイン

カフェインはコーヒーをはじめ、紅茶や緑茶にも多く含まれています。
カフェインとは、植物に含まれる窒素を含んだ化合物です。
カフェインは、アルカロイド化合物の一種です。
カフェイン以外のアルカロイドとして、よく知られているのは
タバコに含まれるニコチンやケシ化の植物に含まれるモルヒネ、
それに毒きのこに含まれるムスカリンも植物性アルカロイドの一種です。

アルカロイドは中枢神経を刺激し、活性化させます。
非常に作用が強いので、摂取しすぎると中毒を起こしたり
依存性が出るなどの問題があります。

一方で、植物性のアルカロイドは医療の現場でよく使われます。
一番有名なのは、抗がん剤として利用されている事です。

植物性のアルカロイドは、上手に利用すれば薬になりますし
大量摂取すると毒にもなります。
勿論、カフェインも植物性のアルカロイドに分類されます。

適度に摂取すれば、

眠気覚まし/集中力向上/脂肪燃焼/強心作用/利尿作用・・・
他にも様々な効果が期待できます。
身体の余分な熱と水分を、身体の外に排出させる働きもあるのです。

植物ポリフェノール、クロロゲン酸

抗酸化物質

コーヒーには、カフェインだけでなくクロロゲン酸も豊富に含まれます。
クロロゲン酸と聞いても、ピンとこないかもしれません。
ポリフェノールの種類である、と説明したらイメージがわきますか。

ポリフェノールは植物が作り出す抗酸化物質です。
クロロゲン酸の他にアントシアニン/イソフラボン/カテキン/フラボノール
等、どれか一つくらいはご存知でしょう。
ポリフェノールの健康作用として、もっとも注目されているのは抗酸化作用です。
活性酸素により、身体に「錆」がついてしまうことで、生き物は老化していきます。
活性酸素が身体に蓄積されると、様々な病気の原因にもなります。
ポリフェノールは、その身体についた錆を還元します。
余分な酸素が水素とくっついて水となり、身体の外に排出されます。
特にコーヒーやゴボウに多く含まれているクロロゲン酸は
肝臓での脂肪燃焼を活性化させる働きもあります。
身体の錆を取り、内臓脂肪を燃焼させる効果がクロロゲン酸にはあります。

コーヒーオリゴ糖について

オリゴ糖

コーヒーには、オリゴ糖も含まれています。
オリゴ糖といえば、整腸作用があることで有名ですね。
オリゴ糖は人間が分解できない糖類です。
腸内のビフィズス菌や乳酸菌など、善玉菌が大好きな糖です。
腸内環境が良くなることで、お通じの悩みを解決できます。
そして、ガスの臭い・口臭が気にならなくなります。
さらに、大腸がんの予防にもなります。
オリゴ糖には、脂肪の吸収を妨げる効果もあります。
脂肪が身体に取り込まれるのを防ぐので、体脂肪を減らす効果も期待できます。
また、腸内環境が良くなることによって、アレルギーを抑える作用もあります。
オリゴ糖は、大量に摂取するとお腹がゆるくなる、等の副作用がありますが
砂糖を入れないコーヒーに含まれる量でしたら、心配ありません。
コーヒーを摂取することで、適度な分量のオリゴ糖を摂取できるのです。

まとめ

いかがでしたか?

適量のコーヒーの摂取は、あなたの健康維持に役立ちます。

是非、参考にしてください。

 

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野田長世

看護師・アロマテラピーアドバイザー・メディカルハーブコーディネーター。フリーライターとして、健康・美容ジャンル等のメディアに記事を執筆中。自然の力を生活に取り入れることで、病気を予防する様々な情報発信をしている。
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